今回の新刊は「エロマンガ統計2013」!
ラノベとかに浮気(?)していた最近ですが、今回は久しぶりにエロマンガの主戦場に帰って参りました。
2013年に販売されたエロマンガ雑誌の描写を集計し分析している同人です。
とりあえずサンプルを並べておきます。




エロマンガを分析することで、くだらない結果から面白い結果まで、色々と見ています。
「『幼なじみ』、『妹』、『年上の女性』、『年下の女性』など名前の付いた関係性での行為が多く、読者の脳内テンプレートを利用している」
「男の方が固有名や経歴がなく、エロゲの主人公的にプレイヤーキャラであったり、顔のない性器として暴力装置として出現している」
「エロマンガの世界では学生制服が一強で、メイド服とかナース服とかはマイナー傾向」
「妹が登場する作品は10%くらい、姉が登場する作品は5%くらい」
などなど……「エロマンガにありがちなこと」を統計的に分析した数値を用いて述べております。
【追記】
あとは、目玉(?)として「射精回数に対する重回帰分析」とか頭の悪そうな分析をしていたり、そして今年のニューストピック・コミックメガストア休刊について、その前後でどういった差があるのかを分析しています!
一応、今回の失敗を述べると「2007とか2011のエロマンガ統計シリーズの結果と比べて分析しよう!」と思っていたら、調べたいベクトルが微妙に変化しているおかげで、予想以上にデータが噛み合わなくて『統計ってデザイン(最初の設計)が一番大事だな』と実感させられたことですね。来年も「エロマンガ統計2014」を出す予定なので、そこでリベンジしていきます。
本文54ページ、表紙は自己満足のためだけに作ったホログラムPP加工!
コミックマーケットの他、ZINさんで委託販売の予定です。
3日目、西ホールも15-aで僕と握手!