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2012年11月09日

わかりやすい物語という魅力

ここのところライトノベルを読んでいます。統計のためだけ、というわけではなくて、趣味としても読んでいます。
そこで、物語というものに対する読者の要望を感じます。


近年は物語がないと商品が売れないという話を聞いたことがあります。
例えば、スマートフォンについても、「このスマートフォンがあればこんなに素敵な生活を送ることができる」という物語を売っているともいえます。

そして、ライトノベルというのは、物語宝庫です。主人公たちが、様々な物語を通じて、獲得・成長する姿が描かれています。もちろん、既存の小説、例えば文芸作品などについても物語はあるのですが、ライトノベルの特徴的なところに、必ず成功して終わる、と点が挙げられると思います。
中には完全な成功と言えない作品もありますが、何らかの点で、わかりやすい成功、成長があると思います。
敵に勝利する、恋人を手に入れる、失いかけた日常生活が続く…などなど。作品によってゴールに違いはありますが、数多くの成功、成長がライトノベルの中にあることを発見しました。

近年のライトノベルブームは、成功物語への憧れ、期待が入り混じっているのではないかと思います。
日本人の読解力が衰えているからライトノベルが受けるのでもなく、単純に「わかりやすい」物語があることがヒットの要因だと思います。

これからの統計同人を作る上でも、わかりやすさ、物語としての魅力も鍛えたいと思ったりしました。
そんなこんなで、またあした。


posted by 牧田 翠 at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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