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2012年11月06日

社内ニートという問題を作ってしまうことについて

社内ニート、という言葉を耳にするようになりました。その言葉そのものが問題を作り出してしまうと感じたので記事にします。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121104-00000006-rnijugo-bus_all


労働力というのは、単純に「その日に必要な量」だけを確保していても役に立たないと思っています。たとえば急病や事故によって稼働できない可能性もあるので、剰余の部分が必要でしょう。
そして、その剰余の部分には、決してアルバイトや派遣では対応できない「責任」が必要になる仕事も存在しています。そのため、仕事量に比べて多くの社員を雇うことは当然だと思っています。そして、仕事量には偏りは生じます。できる労働力に仕事が集まる傾向があると思うので、仕事が少ない社員、極端に仕事のない社員というのも発生してくることも推測できます。

さて、そういった剰余部分に対して「社内ニート」というレッテルを貼るとどうなるのか……当然のように排除の流れができるでしょう。
そして排除したことによって苦しむのは、その他の労働力、つまりは社員たち。余裕のない働き方をさせる企業をブラック企業と呼びますが、剰余を排除していけば、ブラック企業化していく未来も簡単に見えます。

個人的に「社内ニート」と呼ぶことについては、誰も幸せにならないような気がしています。名前を付けて「問題」にしてしまうことで、余裕を排除していく流れを作ってしまいます。「キレやすい若者」の名前をつけたことで、ちょっとした問題に対しても「キレやすい若者」として処理するように、「社内ニート」の名前をつけたことで、発見し、排除する流れになるのではないかと心配しています。
そもそも、働く意思があって会社に所属しているのに「ニート」という言葉を使うのは原義的におかしいと思いますし、わざわざそういった呼び方をするのはただ単に侮蔑、嘲笑の対象にしたいからというだけなのでは?と邪推してしまいます。

もちろん、ここでこうやって取り上げてしまうことで言葉が定着してしまうこともあり、少しためらったのですが、問題は問題だと言っておきたくて取り上げました。

難しいですね、などと思いつつ。またあした。
posted by 牧田 翠 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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