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2011年02月06日

一期より優れた続編など存在しない

今年はスイートです。去年には戻りません。 (まさかて)

全面同意以外の言葉が出てきませんが。
一期より優れた続編などありえない!と信じてやまない私です。


とりあえず思い出してもらおうか。

初代でテーマをやりきってしまったため、特にやることが無くてよくわからないまま終わったマックスハートを
5時代にキャラが完成されてしまったため、聖人君子にしか見えなくなってしまった555ののぞみさんを
佐藤健の有無を差し置いても感じる電王続編映画の「あぁ……うん」感を
帰ってきたシンケンジャーのちょっと旬が外れてしまった感を

「あそこで終わっていれば……」と思う続編のなんと多いことか!


続編というのは難しいものです。
前作と同じ事をしても視聴者は飽きていくのだし、違うことをやったら「コレジャナイ」と言われてしまうという、行くも引くも地獄なわけです。
それこそジャンプ連載マンガのように、終わりのない物語を続けていく分にはまだなんとかなるでしょうが、特に1年間というスパンで終わりと始まりを繰り返すニチアサ作品群は、その一年での盛り上がりを計算して作るわけで、最初から続編とか見越して作られていないのですよね。
終わりがあるからこそ、そのクライマックスを見越して物語が作れるのだと。


だからいくら好きな作品と言っても、二期はあんまり期待できません。
いい意味で「終わったコンテンツ」とでも言いますか、終わって思い出になっていくからこそ、何かが始まっていくというものがあると思います。
いつまでも同じ環境にいたら成長などありえず、違う誰かと出会っていくから人は成長するのです。
だから「ハートキャッチプリキュア2」とか「帰ってきたゲキレンジャー」とか「仮面ライダー響鬼RX」とか「ダイレンジャー第50期」とか作るべきではないと思います。



というか、最終回のつぼみさんのセリフを思い出すのです!
「私たち4人のプリキュアが、砂漠の使徒を倒し地球を守ったことを、人々は時が経つにつれ、忘れていくでしょう。でも私はプリキュアになって走り続けたこの一年を、忘れないでしょう。なぜなら私を成長させ、未来の道を見つけさせてくれた、かけがえのない大切な宝物だからです。」(一部略)

個々人がその心に宝物を抱えてさえいれば、それで万事OKなのです。
物語が供給され続けなければ忘れてしまうような、そんな薄い愛を宝物と言ってはいけないのです。



……でもまぁ、そんな薄い愛でも、続編を希望するだけのエネルギーがあるのはいいですよね。
今日最終回を迎えても、来週から二期をやってくれ!という話をまったく聞かないどころか、一ヶ月くらい前から次番組の話しかされず、そして続編が発表されても「帰ってくるな」と言われる奴らがいるんですよ……

……地味にお疲れ様でした。


posted by 牧田 翠 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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